やさい・くだもの検査キットの使い方

キット内容

【キット内容】
▪取扱説明書
▪検査用プレート
▪処理用チューブ
▪フィルターキャップ

【 準備するもの 】
▪はさみ、カッター等
▪楊枝など

検査葉の採取(CCYV)

ウイルス感染が疑われる症状(退緑・黄化)があらわれた葉を採取して検査に使用します。採取したばかりの葉から症状が出ている部分を選び出し、清潔なはさみやカッターで1cm角に切り出してご使用ください。

協力:群馬県農業技術センター

検査茎・イモの採取(茎根腐病)

菌の感染が疑われる症状があらわれている茎またはイモを採取して検査に使用します。茎の場合は1cm長で太さはチューブに入る程度、イモの場合は5mm角程度、清潔なカッターなどで切り出してご使用ください。

試験手順

① 検査液の準備

[ 1 ] 処理用チューブのふたを開ける ※中の液がこぼれないよう注意する。
[ 2 ] 検査対象が中の液体に浸るように清潔な棒(楊枝等)で奥まで押し込む。
[ 3 ] 処理用チューブに処理用スポイトキャップを装着する。
[ 4 ] 中の検査対象が少しつぶれる程度に軽く揉む(揉みすぎない)。

➁ ウイルス・菌などの検査

[ 1 ] 常温に戻したことを確認してアルミパウチから検査用プレートを取り出す。
[ 2 ] 処理用チューブをキャップ側を下にして持ち、処理液をキャップ側にためる。
[ 3 ] 検査用プレートの楕円形の穴に、処理液をゆっくりと2滴滴下する。
[ 4 ] 長方形の窓に液が流れたことを確認して、15分ほど置いてから結果を判定する。